ニッチがあるタイルと塗り壁塀 高岡市

こんにちは、関藤です!
冬にしては暖かい日が続いているので嬉しいかぎりです。


先日もアップした高岡市の現場から、
今回はタイトルにあるニッチなタイルと塗り壁塀をご紹介します。


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塗り壁やタイル貼りの壁をご覧になった方は多いと思います。
ただ、その中身をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
実はこのように基礎コンクリートとブロックが使われていることがほとんどです。
画像は基礎コンクリートの上にブロックを積んでいっているところです。
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ブロック積みが完了。
「おや?ところどころブロックがずれているんじゃない?」
これが建築の世界でニッチと呼んでいます。
いわゆる「くぼみ」です。
ブロックは12cmのものと15cmのものを組み合わせてあります。

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塗り壁の側面から、小口と呼んでいます。
このようにブロックのサイズが違うものを積んでいます。

上下に付いているプラスチック状の桟は、塗り壁の角がきちんと直角にするための定規です。
この間に下地モルタルを塗り、仕上がった状態ではこの定規は見えなくなります。
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正面から。
このままの状態で仕上げ材を塗ると、表面にブロックの目地が現れてきます。
この目地を完全に潰すためモルタルを塗ります。
2回塗ります。
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ニッチのあるところにタイルを貼りました。
そして塗り壁になる部分は、先ほどの定規に従って下地モルタルを2回塗り。
色がグレーですべすべになりました。
個人的にはこのすべすべ状態も好きなんですが、これに更に仕上げ材を塗っていきます。
タイルは汚れが付かないよう養生しています。
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完成!
と言いたいところですが、ただいま養生中。

ブロック塀が完全に乾燥した後、仕上げ材を塗っていきます。

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