犬と楽しむ植物

こんにちは、関藤です!
我が家では犬を飼っているんですが、

「これ食べさせて大丈夫?」

と思うことが多々あります。
犬を飼ってらっしゃる方なら必ず思うことですよね。

食べ物同様、植物にも犬にとって危険なものが存在します。
避けるべき植物は安心な植物より遥かに多く、特に子犬や老犬は注意が必要です。

また、犬にとって良い植物でも使用量や使用方法によっては注意が必要な場合があるので、
植物の特性と利用方法を理解し、愛犬と楽しめる環境を整えていきましょう。

今回は「犬と楽しむ植物」と題しておすすめの植物を紹介致します。





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えん麦

イネ科のカラスムギ属の穀物。
主に飼料として利用されており、近年では種子を加工しオートミールとして食用利用が増えている。

犬に与える効果
①毛づくろいの際に胃に入った毛を吐き出す
②胃腸の正常化
③ストレス軽減
④栄養補給(葉酸、ビタミンなど)

道端のイネ科の草を摂取する場合もあるが、他犬の排尿や寄生虫がいる可能性があるため、
出来れば散歩中の草を食べるのは避けましょう。
最近ではホームセンターやペットショップでも取り扱われており、
プランターや花壇で簡単に育てることができるので、
自宅で栽培し犬が自由に食べられるようにすることが望ましいです。





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ローズマリー

シソ科に属する常緑性低木。
主に香辛料として利用されている。

消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用が期待され、乾燥に強く、
育てやすく利用しやすい植物の一つ。

乾燥させてから湯で煮だしたものに少量のグリセリンを加えたものは、
リンス代わりとなり、被毛ケアに有効。

ただ香りが強いのでドライハーブの使用量は少なめにして下さい。
また、効能が強いので人・犬ともにてんかんの既往歴がある場合や、
妊娠中は使用を控えるよう注意が必要です。






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カモミール

キク科の常緑多年草。
カモミールには多年草のローマン種と一年草のジャーマン種があるが、
ローマン種のほうが比較的作用が穏やかなため、犬の為に植える場合はローマン種がおすすめです。

花は白く、花托が黄色でガーデニングとしてもGOOD。

ローマン種は花だけでなく、葉・茎も芳香を放つのが特徴で、
アンゲリカ酸エステルという成分を多く含むため、鎮静効果があり、
痛みによるイライラや、ストレス軽減に効果が期待できます。

香りが強いので使用量は少量としてください。






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タイム(リナロール)

シソ科の低木多年草。

リナロールは数あるタイムの中でも香りがやさしく、
作用も穏やかな種類。

小さな花を咲かせ、虫も付きにくいので鉢植えや花壇で手軽に楽しめるハーブのひとつです。

主成分であるリナロールには中枢神経を鎮静し、不安を和らげる効果が期待できるので、
心を落ち着かせ、気分を明るくさせてくれます。

抗菌力が強く、タイムに含まれるチモールという成分は口腔内の洗浄に効果があります。

犬の口臭対策として生葉やドライハーブを細かくしてフードに混ぜたり、
煮出したハーブティーで犬の身体を拭いてあげると被毛ケアができ、
皮膚バランスを整えることができます。

過剰摂取には注意が必要ですが、生葉やハーブティーであれば比較的安心して与えられます。





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最後に、ハーブ類は比較的犬と一緒に楽しめる種類が多いものの、
なかには毒性があるもの、使用量に注意が必要なものもあるので、
取り入れる際には問題がないかを確認する必要があります。

また、犬も香りに好き嫌いがあるので、香りを嗅がせ、くしゃみをしたり、
そっぽを向いたりするようであれば無理に使用しないでください。

愛犬と素敵なガーデンライフを!