犬とウッドデッキ

こんにちは関藤です!
今回のテーマは「犬とウッドデッキ」

ウッドデッキと一言で言っても人工木、天然木、ハードウッドなどさまざま。

犬を飼っている人がウッドデッキを選ぶ時の参考になれば幸いです。


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人工木材。
大手エクステリアメーカーでは樹脂木といっています。

メリット
・腐食・シロアリの心配がない
・ささくれがない
・色あせしにくい
・メンテナンスが楽

デメリット
・表面温度が高くなりやすい
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天然木 タンモク(杉材)
特殊高温処理をすることで、防腐・防蟻効果を高めた木材です。

メリット
・炭化により木材の空気層が増し、表面温度が上がりにくい
・天然木特有の風合いや木目を感じられる

デメリット
・人工木に比べ耐久性が劣る
・塗装などのメンテナンスが必要
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ハードウッド ウリン
天然木でありながら高耐久性の木材。
ウリンに含まれるポリフェノールが防腐・防蟻の効果。

メリット
・耐久性に優れる

デメリット
・人工木程ではないが表面温度が上がりやすい
・ポリフェノールが雨で染み出る
 (塩素系漂白剤で落とすことは可能)
・無塗装でも耐久性に優れるが色あせする


その他、人工木(樹脂木製)で代表的なものとして、「リクシル 樹ら楽ステージ」
「三共アルミ ひとと木2」「タカショー エバーエコウッドⅡ」があります。
また天然木(ハードウッド以外)では、タンモク・米杉・パイン・ひのき。
そしてハードウッドではウリン・イタウバ・セランガンバツ・アマゾンジャラなど。


それぞれ特徴があり、選択肢も多いので、犬を飼っている方にとっては悩ましいですね。

まず一番に気を付けないといけないことは、熱による肉球の火傷。
表面温度が上がりすぎるのは注意が必要です!

人工木などを使う場合は温度が上がらないよう、
1、樹木を植えて日影をつくる
2、ガーデンテラスなどで日除けを付ける
3、オーニングなどで日影をつくる
などの方法をとることがベターだと感じます。

これらをふまえお手入れの頻度なども考慮して、
皆様と愛犬にとって快適なウッドデッキになることを願っています。