芝生以外のグランドカバー

こんにちは!
お庭の雑草対策をする上で、地面を覆い隠すために植える草丈が低いか匍匐(ほふく)する性質のある植物を植える「グランドカバー」。グランドカバーと聞くと芝生をイメージされる方が多いのではないでしょうか。しかし、芝生は刈り込みなどの管理が大変そう・・・と悩まれている方に芝生以外のグランドカバーをオススメしたいと思います

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まずはヒメイワダレソウ(リッピア)
リッピアについては、以前のコラムに登場しています。
初心者向けの植物であっという間に広がります。
乾燥に強く、根付いたら放置していてもほぼ枯れません。
冬の寒さで地上部はなくなってしまいますが、暖かくなるとまた出てきますので抜いたり掘ったりしないでくださいね!
春から秋にかけて小さな白い花が咲きます。

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クローバー(シロツメクサ)
公園などでよく見かける、4枚の葉を見つけると幸せになるといわれるクローバー(笑)
マメ科の植物で空気中の窒素を地中に蓄える性質があり、一緒に植えられている植物を元気にしてくれます。
いわゆる、コンパニオンプランツです。
最近では、寄せ植えなどでも使われていますよね

暑さに弱く、夏に枯れてしまうことがあります。
ちょっと日陰になるような場所のグランドカバーにおすすめです。
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リュウノヒゲ(タマリュウ)
和風のお庭によく植えられているので、和のイメージが強いかと思いますが。
シンプルモダンのテイストのコンクリートのスリットにさりげなく植えられていてもカッコイイですよ

タマリュウは横へ広がるスピードは遅く、雑草を駆逐するわけではありません。
あくまで雑草防止です。
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フッキソウ
草丈が低く、頑健で日陰でも育ちます。
こちらも和風なイメージですが写真のように斑入りのものならシンプルやナチュラルテイストのお庭に合います。
実は草ではなく木なので2・3年に1回は簡単な剪定が必要になります。。
ジメジメとした場所がすきなので、陽が当たらないけど植物が欲しい!という場所におすすめです。
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ハツユキカズラ
暑さ寒さに強い植物です。
赤や白に発色した部分は新芽です。
陽の当たらない場所では発色しにくいです。
発色した部分を楽しむためには日当たりの良い場所で春から夏に刈りこみをする必要があります。

つる性なので、ラティスフェンスなどに絡ませて上がると目隠しにもなります。
以上、5種類を紹介させていただきました。
種類によって性質も様々なので、お庭に合ったものを選んでいただければと思います。
この他にもグランドカバーはありますのでご相談いただければぴったりのものをご提案いたします