方角で樹木の植える位置を決めよう!
樹木を育てるうえで重要なのが
水・日光・必要なら肥料・そして環境です。
庭木を決めるときには、その木を家のどこに植えるかがとても大切なポイントになります。
家の東西南北、それぞれに日あたりが違うので、方角の条件に見合った庭木を選ぶようにしましょう。
特に富山は北陸という寒い地域性もあり
環境に適さない樹木も多くあると思います。
そんな今回は、植える環境を重視し
方角別に植えると良い樹木をお伝えします!
北側
北側は日当たりが悪く、庭木や植物は育ちにくいです。
そのような環境でも少し日が当たるだけで可愛い実をつけたり
みずみずしい緑色の葉をつけてくれる庭木があります!
ソヨゴ
シンボルツリーの定番にもなりつつあるソヨゴは風が吹くと葉がそよそよと動く様子からこの名前がつきました。10~11月に可愛い赤い実をつけます。
アオキ
耐陰性があり、半日陰でもよく育ちます。
大気汚染に強いと言われ
生垣にもよく使われています。
アセビ
午前中少し日が当たり、午後から影になるような場所であれば、アセビがおすすめです。ご紹介した3つの樹木は富山の気候でも育てることが出来ます!
西側
西側は「西日」と呼ばれる強い日差しがあたる場所です。
西日が強い場所では
①葉がやけたりする。
②乾燥する。
など庭木にとっては悪条件が重なることがあるので
西日に強い庭木を選んで植えつけるようにしましょう。
西側には葉が硬く、分厚い常緑広葉樹が向いています。
オリーブ
オリーブの品種は約500種類あると言われており
日当たりのよいところでも半日陰のところでも十分に育ちます。
オリーブの葉は厚みがあり緑の葉は一年中楽しむことができます。乾燥に強いので強い西日があたる場所でも問題ありません。
サザンカ
秋から冬にかけて美しい花を咲かせるサザンカ。
暗くなりがちな季節を華やかにしてくれ、日のあたる場所でも半日陰でも手間をかけることなく簡単に育ちます。
オリーブの中でもシプレッシーノという品種は
耐風性、耐寒性がありスリムな樹形で仕立てやすく、実も付きやすいので
富山の気候にもおすすめな品種です!
サザンカも富山の気候に合った樹木になります。
耐風性、耐寒性がありスリムな樹形で仕立てやすく、実も付きやすいので
富山の気候にもおすすめな品種です!
サザンカも富山の気候に合った樹木になります。
東側
東側は午前中、あたたたかな日差しがあたります。
東側に向く庭木は、直射日光ではなく
やわらかな日差しを好むものを選びましょう。
冬に葉を落とし、家の中に日を取り入れてくれる落葉樹がおすすめです。
ハナミズキ
美しい花を咲かすハナミズキは
真夏の直射日光にあたると乾燥しすぎて
葉を枯らしてしまうことがあるので、
東側のやわらかな日差しがあたる場所に植えつけましょう。
カツラ
可愛い葉が人気でシンボルツリーとしても
好まれてるカツラですが半日陰で十分育ち
害虫がつきにくいので手入れが簡単で育てやすい庭木です。
秋には黄色く色づき、四季折々の様子を楽しむことができます。
南側
南側は一日中強い日差しがあたる場所です。
家の中に明るい日が差し込む方角なので、家族が集まるリビングなどが南側によく作られます。
部屋の中から眺めて楽しめる美しい花や実をつけるもの、紅葉が楽しめるものを選ぶとよいでしょう。
モクレン
落葉広葉樹で、大きな香り髙い花をつけるのが特徴です。
日当りがよく水はけのよい場所を好みます。
乾燥に弱いので水切れのないよう注意しましょう。
耐寒性があり、害虫にも強いので富山の気候でも育ちます。
キンモクセイ
秋に近づくと可愛いオレンジ色の小花をつけ、遠くにいても香りが漂うキンモクセイは、歩いているとふと香ってきて、秋の訪れを感させます。
害虫に強く丈夫なので、手間をかけずに大きく成長します。
大切に育てていきたい樹木
樹木を選ぶ際は耐寒性・耐風性に強いかどうか
そして植える際は方角にも重視して植えることで健康な樹木になります!
方角の条件に見合った庭木を選ぶようにしてみましょう!