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カイガラムシとその対処方法
樹を植えると、必ずといっていいほど起こるトラブルは害虫トラブルではないでしょうか。
常緑樹で、柔らかいイメージのあるソヨゴ。
お庭に植えているのをよく見かけます。
しかし、近くでよく見てみると、黒いつぶつぶや白いつぶつぶが付いていることがあります。
それはカイガラムシという害虫です。
そこで今回はそんなカイガラムシについて紹介したいと思います。
担当は若林です。
カイガラムシとは
上のようなつぶつぶを目撃したことはありませんか?
これがカイガラムシです。
カイガラムシは葉や茎にくっついてその植物の汁を吸い取って栄養にします
植物の汁には、水分と糖分がほとんどでそれだけを吸うと糖分が多く体に溜まってしまいます。
そこで余分な糖分を排泄します。
カイガラムシの体のまわりにあるのが、その排泄物で虫体被覆物と呼ばれています。
写真のように枝や茎にくっついているのはメスです。
生まれてすぐのカイガラムシは動くことが出来ますが、メスは成虫になるとその場から動けなくなります。
オスは羽があり飛んで移動します。
メスは卵を抱えたまま死んでしまい、その卵から孵った幼虫がメスの死骸から出てきます
なので、虫体被覆物を被ったカイガラムシがいる限り、毎年発生してしまいます。
二次被害も
こちらはすす病の写真です。
カイガラムシの虫体被覆物にすす病が発生し、さらに深刻な状態になることも・・!
こういった二次被害を防ぐためにも、カイガラムシは見つけ次第、駆除しなければなりません。
対処方法
カイガラムシのついている植物のまわりに飛んでいる、白い虫はオスですので、オルトランやカイガラムシ用の殺虫剤を散布してください。
初夏から秋にかけて、幼虫が生まれて這い出てきますので、夏秋に殺虫剤を散布すると、翌年の発生を抑えることができます。
問題はメスのカイガラムシなのですが、メスは虫体被覆物に覆われているため薬剤が効きません!
メスがいる限りはカイガラムシはいなくならないので、歯ブラシなどで、こすり落とすしかありません。。
樹につぶつぶを発見したら見つけ次第、歯ブラシでこすり落としましょう。
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