目土入れとは何ですか?

目土入れとは、

芝生の根や茎を発達させ、密度の高いしっかりとした芝生を作る大切な作業です。

また、芝生の隙間を埋めたり、芝生の凹凸を補修することにもなり、刈込みも楽になります。

 

年に1~2回作業を行います。

日本芝の場合、4~9月にかけて。西洋芝の場合は、10~11月頃が適期です。

 

やり方としては、

①まず落ち葉やゴミなどを掃除してください。

②排水の良い土を用意します。

以前は山砂、肥料、土壌改良材を混ぜて目土としていましたが、

今はホームセンターなどで、あらかじめ肥料や土壌改良剤が混入されたものが販売されていますので

そちらを使用すると、とてもお手軽です。

③目土を撒きます。

目土を施す厚さは、芝生の葉が隠れない程度にしたいので3~5mm程が適しています。

ですので、1㎡あたり約3~5ℓの目土用砂が必要になります。

④目土をならします。

熊手やレーキ、竹ぼうきなどで目土を均一にならしていきます。

さらに板切れなどでよく擦り込みます。

⑤そこまで終了したら、水やりを行ってください。

 

以上が一連の目土入れの流れです。

サッチングやエアレーションを行った後に目土入れを行うと、より効果的です。

 

なお、目土入れを繰り返していくと土壌の高さが少しずつあがっていきますので

目土を撒く量に気を付けながら作業を行ってください。