日本芝と西洋芝では管理の仕方が異なってきます。
日本芝は、春・秋は月に1~2回、夏の成長期には月に3~4回の刈込みが理想です。
弊社では、美観も美しく管理もしやすいので日本芝の高麗芝を推奨しております。
西洋芝は、夏の暑い日差しに弱いので、直射日光が当たらないよう長めの丈にそろえるようにします。
春先は月に2回、4~6月は月4~5回、7~8月は月2回、9~11月は月4~5回の刈込みが理想です。
もし、刈るタイミングを逃して伸びすぎてしまった場合は、
一度に刈らず何日かかけて、少しずつ丈を低くしていってください。
一気に整えたい高さまで刈ってしまうと
茎のみが残ってしまい(軸刈りといいます)、成長が難しくなったり、弱ってしまったりします。
また、刈る方向は多方面から行ってください。
同じ方向ばかりに刈ると、葉の向きが同じになり、均一に芝生を刈ることが出来ません。
はじめは縦方向に、次は横方向に、最後に対角線にと方向を変えて刈り込んでください。
なお、芝刈り後の刈かすは、
必ずレーキや竹ぼうきでかき集めて捨てましょう。
そのまま放置しておくと、芝生が蒸れたり病害虫が発生しやすくなりますので、注意が必要です。