夏に発生しやすい病害虫

今年の夏は雨が多かったり、気温が上がらなかったりと、変な天候が続きましたね。
秋からの野菜高騰が不安な越野です

最近お問い合わせの多い樹木の病害虫について、ご紹介させていただきます。

夏に発生しやすい病害虫3つ

※画像をクリックすると拡大します。
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【イラガ類】
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【カイガラムシ類】
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【カイガラムシ類】
イラガ類・・・樹木の葉を食べる黄緑色のケムシ、トゲには毒があり、触れると激痛におそわれますので素手で触らないように注意してください。発見したら、枝ごと切り落とすか、割り箸などでつかんで捕殺します。予防は5~9月の間に2回行うと効果的です、スミチオン乳剤やサンヨール液剤を使用しましょう。

カイガラムシ類・・・貝殻をかぶったような姿をしている害虫を総称して呼びます。厚い殻で覆われているため発生後は薬剤が効きにくいので、ブラシ状のものでこすり落とすか、枝ごと切り落として駆除します。予防は12月~2月の間に行います。スミチオン乳剤やキング95乳剤が効果的です。

薬剤散布の注意点

(1)服装に注意
粉剤や噴霧器で散布を行う場合は、や薬剤から身を守るために、できるだけ肌を露出しないように長袖・長ズボン・帽子を
着用しましょう。

(2)風向きに注意
風下から風上に向かって散布をすると、薬剤を体に浴びてしまうことになるので、散布の際は
風上から風下に向かって後退しながら行います。

(3)葉裏もていねいに
病害虫は外敵から身を隠すため、葉裏に発生しやすいです。葉表や枝のみではなく、葉裏もていねいに
薬剤を散布しましょう。





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樹木が弱っていると、病害虫の被害を受けやすくなります。
葉にツヤはあるのか、生育時期なのに葉がなくなってきていないか、など
普段からできるだけ観察することが大切です。

普段と違う症状が見られたら、お気軽にご相談ください

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