関守石のある園路

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これまで、世界フラワーガーデンショーの光や水についてご紹介してきました。

今回からは、わたくしのお気に入りのお庭をご紹介していこうと思います。

 

まずはこちら。

日本人男性デザイナーさんの作品です。

 

木製建具が日本らしく、和を感じますね。

 

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 横から。

L字のスリットフェンスが、横から見たときの建具に厚みを与えています。

 

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園路はよく見ると素材を変えていて楽しいです。

奥に見える石をしゅろ縄で縛ったもの。

これは関守石といって進入禁止を意味します。

茶人の間で取り交わされる約束事ですね。

 

これがあることで、いわゆる順路のような役割を果たし、

来訪客が迷わず主のもとまで辿り付けるようになります。

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 高さを変えたスリットフェンスに工夫を感じます。

壁面には葉っぱが埋め込まれています。

それが、はらはらと舞い落ちるような演出でしょうか。

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平板の目地に瓦の模様が浮かんでいて、楽しい園路になっています。

水鉢の筧はアイアン製?のぐるぐるしたものが。

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 右奥から流れる水を見ながら園路を散策できました。

苔の青さが黒い平板を引き立たせていて、素敵です。

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園路は 遊び心満載、こういうの好きです!

作者は露地風の庭をイメージされていたのでしょうか、シダなどの効果で瑞々しさが演出されています。

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壁面の一部を緑化。

さまざまな葉色を使うことで、立体感と楽しさを演出しています。

 

夜でも足元が暗くならないよう、ダウンライトが仕掛けられています。