高岡市はH様邸にてウッドデッキを取付けさせていただきました。
リビングに隣接する場所へのウッドデッキなのですが、
フェンスは目隠しを兼ねたいとのこと。
通常のフェンスでは、高さが足りないので、格子材を使用。
高さはデッキ面から1,600mmとなっています。
格子材を使うことで、日当たりや風通しに配慮したものとなっています。
格子材は正面から見ると、中が見えるのですが、
角度が付くと見えなくなるという特徴があります。
高岡市金屋町の千本格子や、金沢市東茶屋の木虫籠は代表的ですよね。
もっとマニアックなことをいうと、格子自体に角度を付けて(上から見ると台形)、
明かりを極力取りつつ、目隠しの用途を満たすものもあるようです。
これらの街並みは隣家がくっついていて、
「通り沿いからしか明かりが取れない、でも、道行く人の視線は気になる」
という要望から生まれた文化なのでしょうね。
というわけで、リビング前は日当たりや風通しも必要とされる場所なので、格子材はおすすめです