こんにちは。石倉です。
毎年このシーズンになると、各メーカーさんから新しい商品のお知らせが来るのですが、
どの商品もしっかりと用途にコンセプト・設計の想いが汲み取られている魅力ある商品がたくさん発表されています。
そんな中、当たり前ですが、改めて機能性・デザイン性を意識して設計しなければいけないと強く思いました。
お施主様からいただいた要望に応えながらも、設計した中に「+α」でデザイン性の加えると、
より毎日の暮らしが豊かになると考えています。
早速ですが、新築で引き渡し直後によくみかける外構の例です。
エクステリアの考え方
※アプローチがほしい
→人の歩く動線は土間コンクリートのシンプルなアプローチに。
※車を駐車するスペースがほしい
→車を駐車するために必要な土間コンクリートに。
※草むしりの手間を省きたい。防犯性を高めたい。
→住宅周囲は防犯・雑草対策に防草シートと砂利敷きに。
生活するうえで必要最低限のご要望ですが、応えられているのでOKです。
ですが、それと同時に「あまりパッとしない。」と思われる方もいるかと思います。
冒頭にもお話した「+α」の要素、デザイン性と機能性を兼ね備える外構を意識したエクステリアがコチラです。
→人の歩く動線は土間コンクリートのシンプルなアプローチに。
※車を駐車するスペースがほしい
→車を駐車するために必要な土間コンクリートに。
※草むしりの手間を省きたい。防犯性を高めたい。
→住宅周囲は防犯・雑草対策に防草シートと砂利敷きに。
生活するうえで必要最低限のご要望ですが、応えられているのでOKです。
ですが、それと同時に「あまりパッとしない。」と思われる方もいるかと思います。
冒頭にもお話した「+α」の要素、デザイン性と機能性を兼ね備える外構を意識したエクステリアがコチラです。
最近多い要望の中に、
「玄関を開けた時に道路からの視線が気になる。」というお悩みがあります。
「意外と人通りが多かった。」など。
これに関しては、住んでみないと分からなかったりします。
その悩みを解消しながら、「+α」に、
道路の境界から少しセットバックし重厚感ある壁で目隠しを。
壁にはポスト・表札・インターホンもつけられるので機能性がアップします。
壁の前に背の高い樹木を植え、視界に緑が入り、癒し・安らぎの効果を。
お隣との境界には、光を取り込みながらも目隠しの効果のあるパネルのスクリーンを。
壁の後ろは腰を掛けるベンチがあったり、自転車を置いたり、中庭にような空間・ホビースペースに。
お手入れの手間は増えますが、砂利やコンクリートだけでなく、植栽や芝生が少し入るだけで、
住宅をより一層オシャレに引き立たせることができます。
例に挙げたイメージ画像も、住宅は同じでもエクステリアに「+α」少し工夫することで、機能性・デザイン性がグッとアップします。
今後もたくさんの新商品が続々と登場すると思います。
新商品の設計意図や機能性を理解したうえで、その商品の魅力をお客様に伝えられるよう、勉強して参ります。
なんだか哲学っぽくなりましたが、
設計する身として、「プランする」だけじゃなく「提案する」事の大切さを改めて感じたのでした。
では。