まずはサザエさんについて拙い説明ではありますが。。。
サザエさんの始まりは遡ること1969年に第一話がテレビ放送されたそうです。
1969年のころから2013年までセルアニメという製作方法で作られていました。
セルアニメにはセル画が使われます。
セル画とは製作過程において使われる画材「セル」とよばれる透明シートに描かれる絵のことで、透明シートに絵コンテを転写し、裏面に彩色したものをいいます。
そのセル画と背景を重ね合わせ、アニメの一つのシーンが生まれます。
それをキャラクターの動きに合わせて何枚も描き、キャラクターを動かします。
分かりやすく言うと「パラパラ漫画」のようなものです。
説明した通り、セルアニメは実際に人の手で描かれているものです。
ひたすら描く!!といった感じですかね。。。恐ろしい。。
1969年、当時はセルアニメの製作が主流でした。
しかし、1990年代になるとコンピュータの高性能化・低価格化や画材の生産中止・調達問題により、に伴い、
1997年頃からほとんどのアニメがコンピュータグラフィックス(CG)を用い、線画から着彩までコンピュータで作成するデジタルアニメに移行し始めるようになりました。
2007年にセルアニメ放送をしていたのは「サザエさん」のみだったそうです。
2013年に「サザエさん」も完全にデジタルアニメ放送に移行し、セル画製作でのテレビアニメは消滅しました。
長い間人の手によってつくられてきた「サザエさん」が愛される理由が分かった気がします。
それと時代の進化、すごいですね。
さて、本題へ。。。
サザエさん展の撮影可能だった個所をさらっと紹介します。